カテゴリ:歴史本( 4 )

光秀 ザ・コンプリート

歴史モノのファンは、正しいものを見極める力を持っていなければいけません。
ただ、「事実として正しい」だけが大事とは限らない、とわたしは思います。
よーするに、自分好みの解釈をしてOK!・・・かといって、それ以外を全否定するのだけはやめましょう、程度かな?

★☆★本日のコレを見よ!★☆★
人物叢書明智光秀高柳光寿・吉川弘文社
独断と偏見による・・・■お勧め度;5(5段階評価)■光秀ミーハー度;3(5段階評価)
難しい本ではありますが、とりあえず、全網羅できます。

あんまりひとつの本の内容で凝り固まってしまうのはちょっと危険なのですが、一応、わたしの光秀論はこの本を基準としています。
光秀の出自がよくわからないんだよ、ということがよくわかるように書いてあります。
この本を読む直前に「明智軍記」という明智光秀唯一の軍記ものを読もうと思っていたのですが、この本に「明智軍記は史書としてかなりあやしい」(年代が微妙にずれていたりするので)とい風に書いてあったので、そのまま読み控えています。
とにかく、光秀について「今のところ、多少なりとも根拠・証拠が残っている事実のみ」を知りたいなら、この本を読むべし!

★☆★本日の調べました★☆★
「明智軍記」は誤謬(ごびゅう)充満の悪書であると、この本の著者高柳氏は書いております。
時系列的に死んでいる武将が生きているように書いてあったりするからです。
これは多分、あれですよ、江戸時代初期頃にもわたしのようなミーハー浅学光秀ファンがいて、勝手に想像してあれこれ書いたに違いない!
そんな風な親近感(?)をもって、近々、「明智軍記」も読まねば!と思っておる次第です。

そして・・・
一応、エキサイト辞書でしらべました「誤謬(ごびゅう)」
「一見正しくみえるが誤っている推理。」うぅむなるほど、勉強になります!
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by hana230 | 2004-02-10 22:48 | 歴史本

桔梗紋を探せっ!失敗編

ミーハー的には、好きなものにかかわりがあるものは、何でも興味があるものです!
たとえそれが、ほんの一筋のかすかなつながりであろうとも・・・!

★☆★本日のコレを見よ!★☆★
ビジュアルガイド甲冑のすべて笹間良彦著・PHP研究所
独断と偏見による・・・■お勧め度;1(5段階評価)■光秀ミーハー度;1(5段階評価)
評価が低いのは本のよしあしではなく、光秀の本じゃないからです。
単に「戦国好き」さんにお勧めするならお勧め度3~4ぐらい。

甲冑についてその構造から歴史(といか、流行)についてムチャクチャ詳しく記載されております。また、笹間氏の鎧絵がなかなかステキです。戦国史とお絵かきを趣味とする人間としては、甲冑の構造がわからないと戦国武将の絵はかけないぞ、ということで、古本屋(すみません(^_^;))で購入。

・・・で、なんで、この本をこんなところで紹介してるかといえば・・・そう、ほんの一筋のつながりのため(笑)
鉄錆地仏胴二枚胴具足(伝明智光春所有)が載っているのですよ。そうです、伝明智光春所有。
光春さんといえば光秀のいとこで娘婿(といわれている)。忠義の人でも有名。また、山崎の合戦で光秀敗戦後、潔く事後処理を行うために坂本城に戻るとき、琵琶湖を馬で渡ったという逸話(?)で知られた人です。
この本で、この鎧が東京国立博物館所有と知って、いそいそと上野まで見に行ったのは私です。・・・でも、飾ってませんでした(T_T)同じ本に載っていた金小札色々威肩肌脱二枚胴具足はあったのに・・・(;O;)
ちなみに、鉄錆地仏胴二枚胴具足という鎧は兜にウサギの耳の形の飾りが付いていて、なんか、ちょっとかわいいです(笑)でも桔梗紋ついてないよぉ。写真で見えないだけかと思って確認したかったのに・・・。
しかし、本当に一筋だなぁ(^_^;)つながりが・・・

関東圏に住んでる人間にとってはなかなか実現できないのですが、いつかは、琵琶湖や亀岡の亀山城址に行ってみたいです!(亀岡の春のお祭りで、明智光秀の行列があるらしいのですが、ぜひくわわりたいぞ・・・っ!(笑))
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by hana230 | 2004-02-09 22:54 | 歴史本

「三日天下」と「三日坊主」は同意語(←違いますっ)

「三日天下」といえば、なんだか悪いイメージ。っていうか、マヌケな感じ(-_-;)
でも、光秀ファンは叫ぶ「三日じゃなくて12日だーいっ!」
・・・いや、あの、五十歩百歩って言葉もあるのは重々承知の上ですが・・・
(ちなみに、数え方によって「天下」としては10日とする説、11日とする説がある。本能寺の変から山崎の合戦までが12日間。いずれにしたってちょーはかない夢であったことだけは確かである(^_^;))

★☆★本日のコレを見よ!★☆★
「堂々日本史」19巻NHK出版
独断と偏見による・・・■お勧め度;3(5段階評価)■光秀ミーハー度;2(5段階評価)
シリーズ本能寺の変として(1)光秀謀反について(2)三日天下について語られています。

「本能寺の変の謎」について語られた本は山ほどありますが、「三日天下について」着目したのはあまりないんじゃないかな?
シリーズのその1とその2で本能寺の変前後を網羅できます。
そのほかには
武田信玄・毛利元就・古田織部のお話です。

★☆★本日の広くて浅い考察★☆★

本能寺の変後の光秀最大の誤算はやっぱり秀吉の「中国大返し」だとは思うが、もうひとつ、当てがはずれてしまったのが、細川家を味方につけられなかったことでは?
細川藤考と光秀はずっと懇意にしてたわけだし、藤考の息子の忠興くんに最愛の娘玉子ちゃんを嫁がせてあるんだから大丈夫!という計算があったのでは?
・・・・・・・・・・・・・・・もしそうだとすれば、ただの親ばかじゃん!
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by hana230 | 2004-02-08 13:48 | 歴史本

ひきつづき、「光秀生存説」をお送りいたします。

早乙女貢の「明智光秀」で一番好きなフレーズ
「戦国の武将たるもの、主あるを知って主に主あるを知らず」
(シチュエーション;本能寺の変へいざ出陣!って時の配下武将の気持ち)
うぅむ。かっこいい~♪

どうでもいいことなんですが、私はモトをただせば信長ファンです。そのころといえば、光秀なんぞはまさに「仇敵」と思っておったわけですが…。「敵を知らねば戦いには勝てぬ」とばかりに(別に戦わなくていいけど…)光秀の身上調査を開始。調べるにつれ親光秀派に変身してしまったのです。

★☆★本日のコレを見よ!★☆★

「成美文庫―物語と史蹟をたずねて」早乙女貢 著
独断と偏見による・・・■お勧め度;5(5段階評価)■光秀出現度;5(5段階評価)
わたしを「親光秀派」に引きずり込んだ運命の一冊。理想の光秀像ここにあり!


小説の内容と、その舞台となった場所の紹介をおりまぜつつ訪ね歩く歴史探訪シリーズの「早乙女貢著・明智光秀」版。熱狂的ファンにとって、そしてなにより出版社にとって(?)一粒で二度おいしい~!な状態の本。
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by hana230 | 2004-02-07 23:57 | 歴史本